第10回
平和祈念祭

2019/12/10(火)開催

第10回 平和祈念祭開催によせて

戦後74年を迎えた今年、新たな年号が令和となりましたが、痛ましい事故・事件、台風などの激しい自然災害は後を絶ちません。
改めて平和の意味をそれぞれが考える時期に来ているのかもしれません。
江戸時代の朝鮮通信使の訪日から400周年を記念した平和祈念祭は、2007年の第1回目の開催から、宝泰寺本堂が新築され3年ぶり第10回目の開催となります。
宝泰寺境内にある常夜灯に灯された広島原爆の火を献灯し、皆様と一緒に平和を祈念します。

INFORMATION

2019/12/10(火) 
12:30 開場
13:00 開演~献灯式
13:30~
講演『宗教から考える平和』(90分)
講師 正木 晃 (宗教学者)

【参加】
無料 ※限定200名、事前申込み制
協力・申込み/サールナートホール TEL:054-273-7450

主催・会場/宝泰寺

ゲスト

正木 晃 (まさき あきら)

一九五三年生まれ。宗教学者。神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。
韓国東国大学校慶州大学招聘専任講師、国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授、純真短期大学教授などを経て、現在は慶應義塾大学文学部非常勤講師。
日本密教・チベット密教を中心に、仏道修行における心身変容、宗教図像学などを研究課題とする。
チベットおよびその周辺地域に20回の調査を行い、2010年にはチベット仏教・ヒンドゥー教などに共通する聖地のカン・リンポチェ(カイラース山)巡礼を果たす。
近年は難解な古典文献の現代語訳にとりくむなど、仏教の理解や紹介をめざす仕事も多い。またオウム真理教関連の裁判に長年にわたりかかわる。
社会的な活動としては、お寺を中核とする地域総がかりの教育プロジェクト「全国てらこやネットワーク」を、2003年に精神科医の森下一氏と立ち上げ、現時点で日本最大の組織(41箇所)に発展している。 著書に、『「空」論―空から読み解く仏教の歴史』・『空海の秘蔵宝鑰』・『現代日本語訳 法華経』・『お坊さんのための「仏教入門」』・『「千と千尋」のスピリチュアルな世界』(春秋社)、『宗教はなぜ人を殺すのか』(さくら舎)、『マンダラと生きる』・『マンダラとは何か』・『宗像大社―古代祭祀の原風景』・『いま知っておきたい霊魂のこと』(NHK出版)、『現代語訳 理趣経』・『空海と密教美術』・『チベットの「死の修行」』(角川学芸出版)、『性と呪殺の密教』・『密教』・『チベット密教』(筑摩書房)、『図説密教の世界』(河出書房新社)、『現代の修験道』(中央公論新社)、『立派な死』(文藝春秋)などがある。

【平和祈念祭開催記念上映】



『東京裁判 4Kデジタルリマスター版

2019/12/7(土)~12/20(金) 連日①12:25~17:15

日本映画史上に残るドキュメンタリーの傑作が鮮やかに蘇る!
あの戦争はこの国に何を残したのかー
昭和から平成そして令和の幕開けに、現代の日本が浮びあがる
戦後日本の運命を決定づけた、極東国際軍事裁判の全貌を見つめ、歴史の瞬間に立ち会う、至高の4時間37分。※途中休憩あり(10分)。

1983/日本/モノクロ/277分/DCP/配給:太秦
監督:小林正樹、原案:稲垣俊、脚本:小林正樹、小笠原清、音楽:武満徹、ナレーター:佐藤慶

『東京裁判』鑑賞料金
前売券/一般:2,000円、シニア:2,000円、大学生以下:1,300円、会員:1,800円
当日券/一般:2,500円、シニア:2,200円、大学生以下:1,500円、会員:2,000円 (全て税込み)
※特別興行のため、各種招待券・各種割引使用不可。本作以外の鑑賞券はご利用いただけません。